2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

フィッシュストーリー

「どちらかと言えばあれは、幸せな笑い声だった。」(動物園のエンジン p35)フィッシュストーリー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/01/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 106回この商品を含むブログ (360件) を見る「動物園のエン…

ライトノベル「超」入門

「結局、ライトノベルは”手段”なんだよ。イラストも会話も。何のため?決まってるさ。読んでもらうためだよ。」(p11)ライトノベル「超」入門 [ソフトバンク新書]作者: 新城カズマ出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/04/15メディア: …

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

「多くの場合に、問題を解決すること(ないし解消すること)は取るに足りない作業である。ひとたび問題は何であるのかわかってしまえば。」(p137)ライト、ついてますか―問題発見の人間学作者: ドナルド・C・ゴース,G.M.ワインバーグ,木村泉出版社/メーカー…

イスラムの怒り

「いま、起きていることは、イスラムという宗教の性格に原因があるのではない。イスラムの怒りの原因がどこにあるかを無視し、あるいは知っていながら悪意の挑発を続けてきた西欧の傲慢な態度に原因がある。」(p216) イスラムの怒り (集英社新書)作者: 内…

美の巨人たち 岸田劉生「麗子肖像(麗子五歳之像)」

「そしてその画風はいつしか肖像画の域を越え、麗子であって麗子でない麗子へと変貌を遂げていくのです。」 「麗子肖像」1918年 東京国立近代美術館 岸田劉生の麗子ものは、画家の子煩悩っぷりが伝わってきて見ていて微笑ましくなってくる。あと、ゲスト?の…