探偵ガリレオ

探偵ガリレオ (文春文庫)

探偵ガリレオ (文春文庫)

常識では理解できない不可思議な事件をガリレオ先生こと湯川学が解き明かしていく。

軽めの短編五編からなる短編集。結果を知らない理科の実験を見てるような面白さはあるけどミステリ的な面白さはあんまりかなぁ。推理力より知識の有無の方がウェイトが大きい印象を受ける。自然発火とか水中大爆発とかのトリックみたいに有名な話は読んだ瞬間に分かるんだけど、分からないのは真相を聞いても、そんなん分かるかよー、みたいな感じだった。