家族狩り
- 作者: 天童荒太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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一家連続殺人を軸にして、捜査方針に反して事件を追う刑事や、目撃者の美術教師、その教え子、カウンセラー等々、家族に傷を持つ様々なキャラが入り乱れながら物語は進んでいく。
最後どうにかハッピーエンドになったと思ったら、そういうエピローグですか。これはどう解釈するか。劇中の事件が解決してもまだまだ問題のある家族はいくらでもいるんだよ。と解釈するのが正しいんだろうけど、今回の事件もどうにか解決したんだから、その電話の件もどうにかなるんじゃないの、と思いたいな−。